二日目は、中田島町遠州灘海浜侵食対策・馬込川水門建設事業、新居町静岡モデル津波対策(浜名港海岸 防潮堤・命山)、新居町湖西地域観光施設、三ヶ日町浜名湖SA舟運事業の視察を行いました。
馬込川水門は、令和9年度完成を目標に進めていますが、少しでも早く効果を発揮できるよう、完成時期の前倒しに向けた工事期間の短縮方法を検討しています。
浜名港海岸における津波対策の事業目的として、想定されるレベル1津波から、浜名湖湖岸の住宅地等を防護するため、浜名港海岸の既設防潮堤を嵩上し、レベル1津波高に対応した防潮堤を整備します。併せて、隣接する新居海釣り公園の利用者の緊急避難先として、防潮堤に接する構造の命山を整備しています。防潮堤や命山の盛土材には、上田町急傾斜地や豊川用水等の建設発生土が活用されています。